地図の書き換えに明け暮れていたことに気づく。それが目覚め

目覚めるまで、人は成功を追い求める。

幸福を追い求める。


思考がつくりだした「自分」というもののストーリー(地図)の書き換えに明け暮れる。

そのストーリー(地図)がどれだけ素晴らしいもの、満足のいくものに書き換えられたところで、それは地図でしかない。

実際に存在している土地の面白さとは、何の関係もない。

 

美味しそうな料理本のページ(地図)を何枚めくっても、実際にその料理を口にしてみるまで、その美味しさを味わうことができないように。

 

人生をいかに理想的なものにするか?
それは美味しそうな料理本をつくっているようなもので、それがどれだけ魅力的なものになろうと、「生」そのものの歓びを味わうこととは根本的に異なっている。


そして、生はいつも、今、ここにある。
隠れることも隠されることもなく、現実のものとして、今、ここにある。


成功を追い求めるストーリー(地図)、幸福を追い求めるストーリー(地図)から目覚めた時、ここにいつもあったもの(土地)の美味みに舌を巻く。

 

追伸
今ここにある、生の歓びに目覚めて生きたいかたは、非二元のダイレクトエクスペリエンスにご参加ください。