ナチュラルフロー代表
矢沢大輔のプロフィール
「相手」と「私」が別になって存在している。
「物体(モノ扱いされている動物、植物も含めて)」と「人体」が別になって存在している。
「宇宙の活動」と「身体の活動」が別になって動いている。
自他が別になっているこのような二元性の思考を「事実」と取り違え、人間的な私の完璧さ(成功・お金・資格)を追いかけ、ここではない他の場所に、今ではない先の未来に、自分の探し求めているものがあると勘違いし、落ち着きなくさまよっていた頃の記録をプロフィールとしてそのまま残しておきます。
この頃は、思考のつくり事(妄想)によって自らを騙し、仏教でいう「六道輪廻(迷界)」にハマったまま四苦八苦していることにもまったく気づけない、まさに「無明」の状態でした。

2010年春、世界No.1成功コーチ、アンソニー・ロビンズの最年少トレーナーであり、「自分を超える法」の著者、ピーター・セージの誘いで、46歳にして初めてスカイダイビングを体験。
これをきっかけに、23年慣れ親しんだ会社員生活からも飛び立とうと思い始め、独立しました。

2012年に、学習障害者でありながら億万長者になったDr.ディマティーニ(世界的ベストセラー「ザ・シークレット」に登場する一人)に会い、彼から個人的に教わった読書法や記憶法を、私自身の講座にも活かしだしてから、著書「記憶できる読書術」が売れ、「日経ビジネス・アソシエ」から取材を受けるようになりました。
2013年に「ザ・マネーゲームから脱出する法」「ビジネスゲームから自由になる法」の著者、ロバート・シャインフェルドのセミナーに参加したのをきっかけに、アラン・ワッツの著書を知り、「覚醒」や「非二元」の本を読み漁るようになりました。

そして、英語を学びながら、非二元の洋書を読むうちに、「ここから脱出すれば、あちら側に幸福が待っている」という悟りのストーリーこそが、常に目の前にある非二元(ワンネス)の目覚めから注意をそらせるものであることがわかり、悟り、幸福を追い求める探究が終わりました。

アメリカ発のショー化した資本主義と果てしなき自由の追求が、いかに二元的で現実離れしたものかを、ドイツ、ボン大学のマルクス・ガブリエル教授(哲学家)から聞き、納得。
ちなみにガブリエル教授は、NHKの欲望の時代の哲学で、「現在のヨーロッパで起きていることは注目に値します。特にドイツでは、アメリカは終わったという認識です。もう自由はありません」と語り、トランプが大統領に選ばれる今のアメリカは、1920年代後半から30年代前半のドイツ(ヒトラーの時代)のようだ」と述べています。