2021年版

この感覚を感じていると、自分に足りないものを、自分の外側にある何かを得ることで、埋めようとする活動が起きます。
内側の欠乏感を満たしてくれる、その何かの一つがお金であり、仕事をしてお金が手に入ると、欠乏感が満たされ、自分が十分になった感覚が得られるようになるわけです。
しかし、この「十分さ」はあくまで一時的なもので、手に入れたお金がなくなると、私たちは再び、欠乏感を感じ、安心感を得るために、お金を求めることになります。
このようにして、外側の物(この場合はお金)に、心の安定を求めだすと、私たちの心は、一生、落ち着くことなく、まるで周り車の中を走り続けるハムスターのように、とめどなく、お金を求めて働き続けなくてはならない終わりなきサイクルにはまり込んでしまいます。
なぜなら、手元に十分なお金があるうちは、一時的に安心していられますが、そのうちまたお金が減っていくことがわかっているので、すぐに心が落ち着かなくなり、将来のお金の心配ばかりするようになってしまうからです。
こうなると、仕事はもはや、欠乏の恐れから一時的に逃れるための苦役に成り下り、喜びを感じられる活動ではなくなります。
「将来、お金が足りなくなったらどうしよう」という不安感に突き動かされ、どの仕事が一番稼げるかという視点でしか、仕事を見れなくなってしまいます。
しかし、このような動機づけによってどれだけ仕事を行い続けても、一生、心が満たされることはありません。
欠乏感に突き動かされて、仕事をしている限り、欠乏感に自分が操られる人生が続いてしまうからです。
では、どうすれば、このサイクルから抜け出せるようになるのでしょう?
この講座で私がお話しするのは、一般的によく語られている「経済的自由を目指そう」という話ではありません。
経済的自由を目指して、仕事に取り組んでも、その根底にある動機が「欠乏感」からくるものであれば、たとえ大金を得られたとして、お金の心配から解放されることはないからです。
また、「お金のメンタルブロックを外せば、もっとお金を稼げるようになる」という拝金主義者の思想とも一切関係ありません。
お金を得るために働かなくても、私たちは日々、取り組んでいる仕事(行為)そのものに喜びを感じながら生きられるようになります。
なぜなら、仕事とは生命の動きそのものであり、それ自体、喜びに満ちているからです。
このような話を聞くと、「不足感、欠乏感がなくなったら、自分は仕事をしなくなるんじゃないか」という思いが現れるかもしれませんが、その思いこそ、欠乏マインドから発せられたものです。
欠乏マインドは、脳内に誤って形成されたプログラミングであり、プログラミングが解除されると、ここに既にある生命の豊かさに気づけるようになります。
この講座では、脳内にプログラミングされた欠乏マインドが、聞くだけで自然に崩壊しだす話をノンデュアリティ・ファシリテーターの矢沢大輔がお伝えします。
本講座は、こんな方にオススメです
☑「仕事はつらいもの」「お金は我慢の対価としてもらえるもの」という思い込みをもっている方
☑預金通帳の額が減ったり、請求書が届くと、動揺して気分が落ち着かなくなる方
☑将来や老後のお金の心配が絶えず、その不安から逃れるために仕事をしている方
☑給料の金額だけを基準に仕事を選び、転職を繰り返している方
☑「経済的自由」という言葉に踊らされ、逆にお金を追い求めるマインドが強まってしまった方
☑仕事をやっている最中に「こんな作業は自分の仕事じゃない」という思いになりやすい方
☑ストレスを発散するために、何かに依存的になり、お金のムダ遣いが止まらなくなっている方
☑お金持ちの生活を見ると、憧れたり、自分は貧しいと思ったり、人との比較ばかりしている方
2021年版 お金を求めて働きつづける「欠乏サイクル」からの解放
【日時】
2021年1月24日(日)
13:00〜15:45
【会場】
zoomでのオンライン開催
【スピーカー】
矢沢大輔
【受講料】
12,800円
再受講価格 9,800円
ファシリテーター実習コース受講中の方 7,000円
※再受講価格は、過去に本講座か、非二元のプライベートセッションを受けられた方の価格です。
【お支払方法】
カード決済または銀行振込み
※再受講、実習コース受講中の方のお支払いは、銀行振込みのみとなります。